中古買取トラブルと反省点について

  • 2021年10月24日
  • 日記
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まず最初にお断りいたしますが、この記事ではある特定の店についての文句と言うよりは、実際にあった売買トラブル例として読んでいただければと思います。(既に当該店の店長から形だけにしろ謝罪の電話を受けています。)

さて、話はここから始まります。

ある日、大型自動二輪の免許を取るだけ取ってみようと思い立ち、10数年ぶりに教習所に通い始めました。

教習を進めていくにつれ、もっと馬力のあるバイクに乗ってみたいという気持ちが芽生えてきます。現在は、Ninja250に乗っています。取り回しは軽く、回せば楽しいし音も良いかわいい子なんですが、さすがに二台持ちは不可能です。

残念ですがNinja250とはお別れしなければなりません。そこで、インターネットで高価買取をしてくれそうな店で下取りをして貰い、Ninja650を買うつもりでいました。

目を付けたのが、首都圏近郊に展開する中規模チェーン店です。

トラブル

教習帰りに環八沿いにある店に立ち寄り中古車の引き取りをお願いしました。(この時にも既にトラブルがありましたがキリがないので省略)

後日、ノーマルマフラーと住民票の持ち込みに伺った時の話についての話です。
買取依頼車両に社外マフラーを取り付けていましたが、そのマフラーは査定対象外でノーマルマフラーに交換したほうが高価買取だといわれたため、ノーマルマフラーを持ち込み、社外マフラーを持って帰ろうとしました。

しかし、それはできないと店員に言われました。
(少し分かりにくいですが)理由としては、初日に提示した額は、社外マフラーとノーマルマフラーをあせてた額だというのです。(ちなみに、社外マフラーの査定額は3万円)

その点について言った言わないの水掛け論になり(実は初日にも言った言わないの話がありました)、不毛だと感じたため、買取査定に対する本体や各オプション(マフラー、USBソケット、マルチメディアバー、ETC)それぞれに対する見積過程を求めました。

しかし、「全体を見て決めている」「中古車買取団体(だか協会だか)の基準に従っている」等々だけで具体的な説明はありませんでした。

店員は「中古車買取団体の説明資料、すごく厚いですがそれでも見ますか!?」と煽り気味にいいますが、仕事柄そのような資料を見るのは慣れているので「では、見せてください」と言うと「今は見せられませんけど…」と急にトーンダウンする始末。

結局は「全体を見て」の根拠はなく明細もなく中古車買取団体の基準とやらも一切示されませんでした。私の大嫌いな、いわゆる「空中戦」ってやつですね。(確かな根拠を示さず、憶測の発言のみで議論がなされること)

お金が絡む話をしているのに適当なことばかり言って、まったく話にならないので上司を呼ぶように求めましたが「私が話を聞いている」と取り合ってももらえませんでした。

店員の説明によると、中古車の査定においては個別に出すのではなく、全体で出すのが一般的だとのことでした。

そもそも全体とは個別の積み重ねの集合体のはずです。マフラーは3万円だと個別に出せているにもかかわらず、個々の査定が出せないとはどういうことなんでしょうか?最初の社外マフラー査定の件と辻褄が合わなくなると思ったのか、個別で査定を出すとツッコミどころだらけなのがバレると思ったかはわかりません。

根拠のない話を永遠とされ私の不信は高まります。普段なら、お店を信頼して聞き流す言葉も、一つ一つ認識違いがないよう確認していたところ、最後には店員が「それなら契約やめますか!」と投げるように住民票を突き返してきました

もうこうなっては商談継続不可能です。今後、バイクのメンテナンスもありますし、適当な整備をされたらたまったものではありません。

持ってきたマフラーをバックに詰める間、2、3回「他所ではこんなに高く買い取ってもらえませんよ」と言われますが、もはや金額の問題ではなく信用の問題にまで発展しているとは気が付こうはずもありません。

その後、その店員は無言で買取依頼車両を店の敷地境界まで押し進め、私に出ていくように言いいました。先にも述べた通り、ノーマルマフラーと住民票の持ち込みだけのつもりだったので、ヘルメットがなくそのまま乗って帰ることもできないにも関わらずです。

せめてヘルメットを持ってくるまで置かせてくれませんかと頼んでも「契約はなくなりましたから」と冷たく一蹴されました。近くには細い路地しかなく、バイクを押して帰宅できる場所でもありません。私は企業としての倫理観を疑わざるを得ませんでした。

道端において駐車禁止違反を取られたり、事故を誘発する可能性もあり、私は茫然とし途方にくれました。

幸い、近所にあるコンビニに頭を下げて駐輪場置かせてもらい、2時間かけ家まで往復しました。とはいえ、不信が確信に変わった時点で話を打ち切っておけばよかったのに、私も大人げなかったなとは思わなくもないです。

売買トラブルをつらつらと書きましたが、ここで言いたいことは以下の通りです。

まとめ

ノーマルのほうが高い

基本的にノーマルのほうが高く査定されます。オプション品に値段がついても微々たるもの。

社外マフラーやオプション品を付けている場合は、あらかじめ外してヤフオクやメルカリなどで売る方がお金になります。

中古買取をするときは複数店で

まずは、本命店以外で査定をしてもらいましょう。

また、「他所ではこんなに高く買い取ってもらえませんよ」は買取側の常套句。

決して鵜呑みにしないようにしましょう。自信があるなら、むしろ逆に「他所でも査定してもってもらってください」というはずです。
お気に入りのお店でない限り、絶対に1件目で決めて帰らないようにしましょう。

(自動車を売る時は、最初言っていた買取価格の倍にまで吊り上げられました)

お店の人とよく話してみよう

お店の人がいうことをはいはいと頷いて聞くだけなのは簡単です。

ですが、一歩踏み込んで査定根拠を聞いてみましょう。するとしっかりとした根拠があり納得できることもありますし、案外適当な場合があります。

適当なことを言ったり、上記のようにつついて怒り始めるようならそんな店で取引するのはやめましょう。

売り切るだけならまだよいかもしれませんが、下取りで新車を買う場合は論外です。

ただ、高圧的な態度に出るのはやめましょう。売り言葉に買い言葉になるだけで決して有利な方向には動きません。

情報弱者はカモにされる

信頼できるお店であれば話は別ですが、交渉に利用できる情報がなければ相手の言うことを鵜呑みにするしかなくなります。交渉事では圧倒的に不利です。事前に相場や知識などをしっかりつけ、理論武装をしていきましょう

信頼はお金に相当する

気に入ったお店や信頼できる相手であれば、多少の金額の面には目をつむるのもよいでしょう
バイクは生身を晒して走る乗り物です。その バイク を整備してもらうに相当すると思える相手であれば、自然と財布の紐も緩むというものです。次のお店でそのことを痛感しました。

後味が悪い感じなので続きの記事で口直ししていただければと思います。

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